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No.2
人体の元素や原子の構造を全て説明するのは不可能です
多くの皆さんは、学校で元素について学んだと思いますが、ここで改めて確認しましょう。
人体の元素や原子の構造を全て説明するのは不可能です
元素は、私たちが、目で見えるもの、触れるもの、食べるもの、使うものなど、身の回りに存在するあらゆる「物」を作っている原材料の種類のことです。
元素の種類は118種類ありますが、私たちが知る身の回りの「物」は、このうちおよそ80種類内外のいずれかの組み合わせでできています。
一種類の元素でできている「物」もあれば、数十種類の元素の組み合わせでできている「物」もあります。
一種類の元素でできている「物」は、ダイヤモンドや空気中の酸素などです。
ダイヤモンドは炭素という元素1種類だけ、酸素は酸素という元素1種類だけでできています。
数十種類の元素の組み合わせでできている「物」の代表は、私たち人間の身体です。
人体は、80種類くらいの元素を使って作られています。
これらの元素を、「原子」と呼ぶことがあります。
「元素」は「種類」を示すときに使い、原子は「元素それぞれの種類の個数」を示すときに使います。
元素と原子という言葉により、皆さんがよく知る「水」は、次のように表現できます。
■水は、水素と酸素という2種類の元素でできています
■水は、水素原子2個と、酸素原子1個でできています
では、私たち人間の身体を、今説明した水のように元素と原子を使い、表現してみましょう。
人体元素の構成は、下の表で見ることができます。
この表に書いてある人体の元素と原子を、水分子と同じように元素の種類ごとに原子個数も書いてください、と言われても、簡単には書けません。
コンピューターで計算しないと、無理ですよね。
それに人により違いがありますから、「人体はこれ」、と特定することはできません。
量子生態学でも、やりたくない課題です。
では、「地球全体」という「物」について、その構成を元素の種類と原子の数で示してください、と言われたら、皆さんはどうしますか?
私には、無理です。
難しくて、複雑で、もしかしたら頭が爆発して、気が狂ってしまうかもしれません。
これが、原子の世界です。
このように、私たちが生きる自然界の全ての「物」について、元素や原子の正確な構成を詳しく解明するのはとても難しいのです。
人体も、全てを明らかにするのは困難だと思います。
そんな現実を前に、理解して欲しいのは、次のことです。
私たちが生きる自然界は、様々な元素の原子が集まってできている。
でも組み合わせは複雑で、その様子は簡単に説明できないし理解できない。